有名なマットレスメーカーとして取り上げられることが多い、「モットン」と「テンピュール」。
どちらのマットレスを選ぶのが正解なのか？や、それぞれのメリットやデメリットを知りたい！など、このように考えている方は多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、「モットン」と「テンピュールワンクーリング」を10項目で徹底比較してみました。
具体的な相違点はもちろん、各マットレスの特徴や魅力についても解説していくので、ぜひ最後までご覧ください。
「モットン」と「テンピュール」を10の項目で比較しました！
| 1.体圧分散性・硬さで比較 | 体圧分散性や硬さで比較してみました。 |
| 2.素材で比較 | 寝心地の違いにつながる素材について比較してみました。 |
| 3.厚みで比較 | 商品ごとに違う、厚み（高さ）で比較してみました。 |
| 4.重さで比較 | 持ち運びや手入れの際に気になる重さで比較してみました。 |
| 5.耐久性で比較 | 使用年数などの耐久性で比較してみました。 |
| 6.通気性・ダニ対策で比較 | ムレやカビに繋がる通気性やダニ対策について比較してみました。 |
| 7.折り畳みで比較 | 折り畳むことが出来るかどうか比較してみました。 |
| 8.保証制度で比較 | 返品や返金、交換などの保証制度について比較してみました。 |
| 9.サイズで比較 | 展開されているサイズで比較してみました。 |
| 10.価格で比較 | 1枚の価格、配送料などの料金で比較してみました。 |
1.「モットン」と「テンピュール」を体圧分散性・硬さで比較！
「モットン」と「テンピュール」の体圧分散性（横になったとき、肩や腰などの体重がかかる部分の圧力を分散する力）と硬さで比較してみました。
双方には、高反発と低反発という決定的な違いがあります。
モットンは高反発ウレタンマットレスで、反発力が強く、身体全体を押し上げるように支えてくれるのが特徴です。
また、寝返りをサポートしてくれるため、腰や肩に負担をかけることなく自然な寝返りを打つことが可能です。
肩からお尻まで一直線の理想的な睡眠姿勢を保つことで、寝ている間にしっかりと筋肉を休ませるという効果も期待できます。
マットレスの硬さは140N（ソフト）・170N（レギュラー）・280N（ハード）から選ぶことができ、体圧分散性にも優れているので腰痛持ちの方にもおすすめです。
テンピュールは低反発マットレスで、アダプト素材を採用しています。
低反発マットレスは体圧分散性が抜群と言われており、身体にかかる負担を分散させて、無重力状態で宙に浮いているかのような心地よさを実現しています。
寝返りの回数を減らすことができるので、寝返りで目が覚めてしまうという方におすすめです。
テンピュールワンクーリングマットレスの硬さは、公式によると「ふつうのかたさ」と「かため」から選ぶことができます。
2.「モットン」と「テンピュール」を素材で比較！
「モットン」と「テンピュール」を使われている素材で比較してみました。
モットンは次世代高反発ウレタンフォーム「ナノスリー」を採用しているため、メイン素材は当然ウレタンです。
テンピュールマットレスに採用されているアダプト素材は、通常のマットレスに使用されているものよりも軽く適度な沈み込み加減と反発力のバランスが良いです。
また、熱がこもりにくいので夏場でも快適に睡眠をとることができます。
3.「モットン」と「テンピュール」を厚みで比較！
「モットン」と「テンピュール」を厚み（高さ）で比較してみました。
通常、マットレスは厚みがあるほど寝心地が良いとされていますが、個人の好みによるところも大きいです。
モットンの厚みは約10cmで、テンピュールの厚みは、約20cmと倍の違いがあります。
ウレタンマットレスの中ではどちらのマットレスも比較的厚めに分類されますが、お使いのベッドフレームや使用環境によって厚さを選びたいですね。
4.「モットン」と「テンピュール」を重さで比較！
「モットン」と「テンピュール」を、持ち運びやお手入れの際に気になる重さで比較してみました。
| モットン | テンピュール | |
|---|---|---|
| 重さ | ・シングルサイズ：約7.5kg ・セミダブルサイズ：約9.0kg ・ダブルサイズ：約10.7kg | ・シングルサイズ：約16kg ・セミダブルサイズ：約19.6kg ・ダブルサイズ：約22.8kg |
モットンは素材に軽量なウレタンフォームを使用していることもあり、圧倒的に軽い事が分かりますね。
テンピュールはモットンの倍以上の重さがあるため、移動などの際はモットンよりも大変かもしれません。
ですがお手入れの際に立てかけたりする程度であれば、1人でもできそうな重さです。
力の弱い方が運ぶ際には、2人かかりで運ぶとよさそうですね。
5.「モットン」と「テンピュール」を耐久性で比較！
「モットン」と「テンピュール」を、どれくらいの期間使えるのか耐久性で比較してみました。
ヘタってしまったマットレスは、寝心地の悪さや身体への負担にも繋がってきてしまいます。
モットンは、8万回に及ぶ圧縮試験に合格しており、通常のウレタンマットレスの約3倍もの耐久性があり、復元率は驚異の96％です。
この試験から、10年間使ってもたったの3.9％しかヘタらないことが明らかになっているので長期間安心して使用することができそうです。
テンピュールは、耐久年数については公式サイトに記載はありませんでしたが、メーカー保証が10年ついているところから品質の高さや商品に対する自信が見えます。
6.「モットン」と「テンピュール」を通気性やダニ対策で比較！
「モットン」と「テンピュール」を、ムレやカビに繋がる通気性やダニ対策で比較してみました。
ウレタンフォームは密度が高いため通気性が悪いと言われています。
しかし、「ナノスリー」は表面に特殊な加工を施すことでその欠点を克服しました。
上から下に向かって汗と空気が流れやすい構造で、内部に湿気を溜めないのでダニやノミといった害虫が住み着く可能性はほとんどないと思っていていいでしょう。
さらに、この特殊加工がホコリの舞い上がりも抑えてくれるため、常に清潔な状態を保てます。
テンピュールのマットレスは、カバーを取り外して洗濯することが可能です。
また、公式によると、非常に高密度な設計になっているため、外部からダニが入り込むような隙間がないとのこと。
カバーの洗濯さえしていれば、ダニの発生はほとんど防げるようです。
しかし、低反発マットレスは湿気に弱いという特徴があります。
フィット力が高いために身体との間に隙間ができにくく、蒸れやすいです。
マットレス本体の洗濯はできないので、こまめに部屋を換気するなど、湿気対策には十分気をつける必要があるでしょう。
7.「モットン」と「テンピュール」を折り畳みで比較！
「モットン」と「テンピュール」の折り畳みで比較してみました。
モットンのマットレスは付属のゴムバンドを使用することで折り畳みが可能です。
三つ折りにしてバンドで留めれば、コンパクトに収納することができます。
二つ折りの状態で物干し竿に干すこともできるため、マットレスの中でも特にお手入れがしやすいです。
一方のテンピュールは、折り畳み不可です。
厚みがしっかりとあり重さもモットンと比較すると重いため、持ち運びには適していないと言えるでしょう。
8.「モットン」と「テンピュール」を保証制度で比較！
返金や返品、交換対応など、「モットン」と「テンピュール」の保証制度を比較してみました。
| モットン | テンピュール | |
|---|---|---|
| 返金保証 | 90日間のお試し期間あり ※90日経過後返品可能（14日以内） | 100日間のお試し期間あり （一部店舗で購入・一部商品のみ） |
| その他の保証 | 硬さ交換保証あり サイズ交換保証あり | 10年メーカー保証 |
モットンのマットレスは、90日のお試し期間を経て、14日以内であれば全額返金してもらうことが可能です。
実際に使ってみて、万が一満足できなかったとしても安心ですね。
また、通常どおりに使用して故障した場合に限り、返金期間内であれば無償で修理対応しています。
期間を過ぎていた場合も、有償にはなりますが修理してもらうことができます。
テンピュールのマットレスは、10年のメーカー保証を受けることができます。
テンピュールマットレスの寿命と言われている8年よりも保証期間が長いのは驚きですね。
ただし、湿気などによるカビの発生は保証対象外とのことなので注意してください。
また、一部の店舗で一部の商品に限られますが「テンピュール® 100日間マットレス交換・返品保証プログラム」があります。
テンピュールの「プロ リュクス」「プロ プラス」「プロ」「プロ エアプラス」に限り100日間お試しで使用することができます。
商品の最低価格が約23万円からと高価な点と、プログラム適応には注意点などがあるので、気になる方は事前にチェックしておきましょう。
9.「モットン」と「テンピュール」をサイズで比較！
「モットン」と「テンピュール」のサイズやサイズ展開などを比較してみました。
| モットン | テンピュール | |
|---|---|---|
| サイズ展開 | ・シングル：97cm ×195cm ・セミダブル：120cm ×195cm ・ダブル：140cm ×195cm | ・シングル：97cm ×195cm ・セミダブル：120cm ×195cm ・ダブル：140cm ×195cm |
モットンとテンピュールではサイズやサイズ展開で違いはありませんでした。
テンピュールでは様々な種類のマットレスが販売されているので、種類によってはクイーンやキングサイズなどの取り扱いもあります。
大きいサイズのマットレスが気になっているという場合は、テンピュールをチェックしてみましょう。
10.「モットン」と「テンピュール」を価格で比較！
「モットン」と「テンピュール」はどちらが安いのか比較してみました。
価格差はかなり大きく、モットンがかなり安くなっています。
低価格で質の良いマットレスを試したい方にはモットンが最適でしょう。
一方のテンピュールは、やはり有名メーカーの高品質商品ということもあり価格は高めになっています。
しかし、品質にこだわった低反発マットレスを求める方には非常におすすめです。
「モットン」をおすすめするのはこんな人！
- 厚みがありすぎず、軽くてお手入れがしやすいマットレスを探している方
- お試し期間や保証制度があって、自宅で気軽に試してみたい方
- ウレタン素材でも通気性が良いマットレスを探している方
- 人気が高く高級マットレスでもお手頃に購入できるマットレスを選びたい方
- 自分の好みに合った硬さのマットレスを探している方
「テンピュール」をおすすめするのはこんな人！
- 海外製の高級マットレスを使ってみたい方
- 厚みがしっかりあって柔らかい寝心地のマットレスを探している方
- 長期間のメーカー保証が付いていて安心して使えるマットレスを探している方
- 分厚くても軽い作りになっているマットレスを選びたい方
まとめ
今回は人気のマットレスである「モットン」と「テンピュール」の違いを10項目で紹介してきました。
モットンとテンピュールを比較して検討する方も結構多いのですが、実は「モットン」と「雲のやすらぎプレミアム」を比較する方も多いんです。
詳しくは「モットンと雲のやすらぎプレミアムを10の項目で比較！どっちがおすすめ？」でまとめていますので、気になる方はぜひ読んでみてくださいね。
